高知病院附属看護学校



自己点検・自己評価

重点課題

 1)カリキュラムの見直しと改善への取り組み
 2)防災マニュアルの作成


教育理念

1)カリキュラムの見直しと改善への取り組み

 

(1)

平成27年度の取り組み
① 演習科目の見直し
現在の演習科目の構成は成人看護方法論・演習1単位30時間の事例展開の内容は[胃癌](15時間)と[糖尿病](15時間)、老年看護方法論・演習1単位30時間の事例展開の内容を[心筋梗塞](15時間)と[大腿骨頸部骨折](15時間)であった。しかし、進度上重なることや15時間の中での課題提出時期が短いことなどから学生が十分に考える時間が少なく負担が大きかった。そのため、本来の演習という授業形態を考えた時、学生が主体的に調べたり考えたりする時間が必要と考え、教員間で協議したうえで両方とも本来の1単位30時間の授業科目として編成し直し、成人看護方法論・演習[胃癌]、老年看護方法論・演習[心筋梗塞]に変更した。

② 出題基準に基づく教育内容のマトリックスと履修計画表の見直し
シラバスの検討を通して、科目間の重複や出題基準を確認しながら教育内容の重複や不足について見直しを行ったが、マトリックス全体の見直しには至っていない。「医療安全」についての履修計画については、統合分野に関連する3年次の医療安全教育の内容を、ノンテクニカルスキルに焦点を当てた内容に変更し、指導計画を作成した。
当校では教育目標に、倫理的判断に基づいた看護実践ができる能力を養うことや科学的根拠に基づいた看護実践ができる能力を養うといった、看護倫理や看護技術に重きをおいた内容を掲げている。このため、倫理、看護技術等の履修計画の見直しも目標にあげていたが、十分な見直しには至らなかった。倫理教育については、領域の振り返りの会の中で看護倫理についてのテーマで発表するなど、学生が倫理について実習の実践場面から考える機会をもてるように教育方法を検討していくことも必要である。

③ 看護技術内容について
平成26年度に出題基準に基づく看護技術の学習内容の洗い出しを行った。重複する学習内容の検討を行う中で、看護技術の考え方に教員間で差があることが分かった。そこで、27年度は看護技術チェックを行う技術項目の授業前には評価項目や評価視点について教員会議で検討を行った上で授業者が教員対象とするデモストを実施後、技術チェックに臨んだ。また、一度実施した後すぐに評価結果について話し合い、教員間で評価に差異がないか調整した。

≪残された課題≫

●看護倫理、看護技術の履修計画表の見直し
●今後のカリキュラム改正を視野に入れたカリキュラム評価の実施

2)マニュアルの作成

 

(1)

平成27年度の取り組み
昨年度に作成した防災マニュアルについて、担当者で定期的に会議の場を持って再度見直した。8月に教職員のみで災害時のシミュレーションを行い、実際に行動可能か確認した。結果、現在のアクションカードでは災害時に対応できないことがわかり、マニュアルとアクションカードの変更・修正が必要であることが判明した。院内でもアクションカードに関する研修会があり、防災マニュアル担当者が中心となって参加したことで、さらにアクションカードの修正のポイントは把握できたが、アニュアルと合わせてとなると時間を要し、修正・変更に至らなかった。備蓄品については水を学生・教職員分の一括購入を行い、学生に各々の防災バックの準備ができた。その他の必要物品位ついては検討後、企画課と相談し購入を進めていく必要がある。今年度も災害時の学生との連絡手段としてWEB171の登録を行い、実際に活用できるように練習を行った。今後も学生の防災意識を高めるように関わる必要がある。

≪残された課題≫

●作成したマニュアルとアクションカードの再検討
●実習時の他施設との連携について具体的な調整
●防災に向けての定期点検や訓練の具体的計画と実施
●必要物品の購入に向けて企画課との相談
●母体病院や地域との連携