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内科:内分泌疾患、腎疾患、血液疾患などの診断および専門的治療を行います。

最終更新日
2013年11月14日:アレルギー専門外来の予約受付時間を変更しました。


■小倉 英郎 副院長

小児科では、皆さんに安心して楽しく子育てをしていただくために医療面でのお手伝いをしています。気管支喘息アトピー性皮膚炎を始めとした アレルギー疾患、小児急性期医療などのほか、未熟児、先天異常などのハイリスク新生児を受け入れ、その診療に力を注いでいます。


■武市 知己 医長

■小倉 由紀子 室長



■高橋 芳夫 医長

■大石 尚文 医師


■井上 和男 医師

■森下 祐介 医師


■玉城 渉 医師
(循環器外来・高知大学附属病院より)

■外来について

外来では午前中は一般外来を主体に2〜3診体制で対応しています。午後はアレルギー外来、神経外来、循環器外来、未熟児フォローアップ外来などの専門外来を主に予約制で行っています。感染症を避けるため基本的に一般外来は行っていませんが、緊急時には対応が出来る体制を取っています。

また、水曜日の午後は乳児検診を、月曜日から金曜日の午後には毎日予防接種を行っております。いずれも予約が必要ですので小児科外来まで事前に連絡をお願いしています。



■外来看護師

■外来(中待合室)

■外来(入り口)

 

■救急医療について

また当小児科は中央診療圏小児科救急医療体制に属しており、小児科医は医師会館における小児科救急センターの診療に協力するとともに、2次救急受け入れ病院として輪番病院に登録されており、高知市の小児救急医療の一端を担っています。

小児科医が減少する状況の中で、当小児科では平成20年9月以降副院長以下7名体制で、高知の小児科救急医療を守るために一丸となって頑張っているところです。

夜間・休日の急患受診希望の際には、まずは下記をご覧ください。

社団法人高知市医師会 高知市休日夜間急患センター・平日夜間小児急患センター


■入院について

入院が必要な患者様には 4階北ひまわり病棟 を中心として小児の入院を受け入れ、診療を行っています。また NICU(新生児集中強化治療施設) 3床、未熟児治療室を活かして、当院産婦人科と連携を保ちながら救命できる医療、後遺症を残さない医療に努めています。

また本病院に併設している重症心身障害者病棟(3病棟)での手厚い医療も担当しています。(現在119名の方がご利用されています。)また重症心身障害者病棟では短期入所(ショートステイサービス)もご利用いただいております。


■B型通園事業について(高知市在住の方に限ります。)

当院でもご希望により、月曜日〜金曜日にご利用いただいています。
(ご利用の際は事前に高知市役所元気生きがい課宛にお申し込みください)

開設:平成17年5月1日〜

利用時期:9時30分〜15時30分

定員:5名


■入り口全景

■室内全景

■ご利用風景


外来担当医表

 
午前 1診 武市 知己 大石 尚文 武市 知己 小倉 英郎 大石 尚文
午前 2診 大石 尚文 寺内 芳彦 武市 知己 高橋 芳夫
午前 3診 寺内 芳彦 井上 和男 小倉 由紀子 井上 和男
午後 専門外来 神経・アレルギー(第2月医大循環器) アレルギー・循環器 乳児検診 アレルギー・NICU
フォローアップ
神経・内分泌・腎臓・乳児検診
午後 予防接種 14:00
〜 16:00 
(予約制)
14:00
〜16:00   
(予約制)
14:00
〜 16:00 
(予約制)
14:00
〜16:00   
(予約制)
14:00
〜16:00   
(予約制)

現在、小児アレルギー科のスタッフは、
小倉英郎副院長、小倉由紀子アレルギー研究室長2人です。
※アレルギー専門外来は予約制としています。前もってお電話で予約をお願いいたします。
【予約受付14:00〜16:00分】


■アレルギー専門外来

当院小児科のアレルギー専門外来の患者さんの半数以上はアトピー性皮膚炎の乳幼児です。アトピー性皮膚炎にステロイド剤を外用すると著効を奏しますが、効果は一時的で、中断すると数日で元通りに悪化するので、ステロイドは使いたくない、長期使用による副作用も心配なので原因をきちんと調べて根本的に治したいというお母様達が、お子様をつれて受診されます。

外来受診して、詳しくお話を聞き、血液検査や皮膚テストで、疑われる食物アレルゲンを除去して、きれいになれば、食べてみるテスト(経口食物負荷試験)でそれが原因食物であるかどうかを確認します。じゅうたんや、羽毛布団、室内ペットなどの環境抗原もアトピー性皮膚炎の悪化要因であることが多いので、具体的な対策方法を御相談しながら、除去していただくように指導しています。食べものを除去していると、半年から数年で、食べても大丈夫になる(耐性獲得)ので、定期的に受診していただいて、経口負荷試験を行い、陰性であれば、その食物の除去を中止できます。


■アレルギー入院治療のご案内

ステロイド外用剤が効かなくなったり、副作用のためステロイドを離脱して、悪化した成人の重症難治性アトピー性皮膚炎の患者さんや、外来でのアレルゲン除去が難しい小児では、入院による診断治療を行っています。

当院は四国地区の免疫異常の基幹医療施設であるため、アレルギー患者用の特別室(バス、トイレ付きで、HEPAフィルターが装着された高性能エアコンが24時間作動)が設置されており、そこでは、すべての環境抗原(ダニ、杉、ペット・・・)から隔離され、永年の経験を積んだ管理栄養士と調理師が準備する美味しいアレルゲン除去の給食が提供されます。

母乳栄養児には母親用の除去食も準備しています。すべてのアレルゲンを除去することで、ステロイド剤なしで、軽快し、軽快後に経口食物負荷試験が行えるので、食物アレルゲンの正しい診断が可能です。


■化学物質過敏症外来


診療時間:毎週木曜日14:00〜15:30
(予約制となっております。
088-844-3111にお電話いただき、内科外来とお申しつけ下さい。)


・診療について

詳細な問診、血液検査、血圧測定などにより総合的に診断いたします。
症状に応じて、胸部レントゲン、心電図、呼吸機能検査を行い、眼科、耳鼻咽喉科に紹介する場合もあります。特殊な検査として、電子瞳孔計による瞳孔対光反応検査、簡易負荷試験(いずれも予約制)があり、ご希望により行います。

診療を円滑かつ正確に行うため、あらかじめ病歴、症状が誘発される環境、物質および暴露時の症状等をおまとめいただくよう、ご協力をお願いいたします。また、シックハウス症候群が疑われる場合は、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等の室内空気環境測定結果をお持ちいただくよう、おすすめいたします。


・瞳孔対光反応検査
専用のゴーグルをつけて、数秒間、弱い光を見つめる検査です。
瞳孔の縮み具合や戻り具合で、自律神経機能を調べます。
化学物質過敏症の方では異常を認める傾向があります。


・簡易負荷試験
ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンを低い濃度から、
厚労省指針値の半分程度まで負荷しより客観的な判定を行います。


脳内酸化ヘモグロビンモニター


■負荷検査室

小倉英郎 (おぐらひでお):副院長
出身:岡山大学医学部
専門:アレルギー学 感染症学
資格:日本アレルギー学会認定指導医
日本小児科学会認定専門医

小倉由紀子 (おぐらゆきこ):アレルギー研究室室長
出身:岡山大学医学部
専門:アレルギー学
資格:日本アレルギー学会認定指導医
日本小児科学会認定専門医

■神経外来の紹介

神経外来では、てんかんを主とした神経疾患の診療を行っています。(毎週金曜日午後。紹介患者様については特に第2または第4金曜日での予約をお願いします。)外来では症状やご家族の状況についての問診を行い、さらに脳波検査(水曜日と木曜日の午後。脳の発達状態や痙攣発作につながる異常波を確認するため)や頭部画像検査(頭部CTや頭部MRIで器質的な異常がないかを確認するため)を実施しています。

治療を開始してからは、定期的に血液検査(抗てんかん薬の血中濃度を測定したり、肝機能障害などの副作用を確認するため)や脳波検査を実施してより良い診療を心がけています。

また当院には小児外科、胸部外科を専門とする先生が専門外来(小児外科は火曜日午前)を行っており、気管切開や胃瘻造設術などにも対応することができ、より安心して受診していただける体制となっています。 少なくても数年間の治療を要する病気が多いため、患者様やご家族に安心して受診していただけるように、できる限り日常生活面でのご要望にも沿えるように外来スタッフ一同日頃より心がけています。


■脳波操作室

■脳波測定室


小児科病棟

(1)小児科病棟では、気管支炎や肺炎などの呼吸器疾患・気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患・痙攣・腸炎や腸重責、幽門狭窄症などの消化管疾患・その他小児外科などの患者さまが入院されます。 病棟は4階北、ネームは“ひまわり”、師長を含め24名の看護スタッフがこども達と過ごしています。

患者さまには、入院から退院まで、一人の担当看護師が責任をもって関わります。担当看護師が不在の時はチームの看護師が継続して看護をおこなっていきます。 病棟内にはプレイルームがあり、こども達が小さな遊び場として入院生活を少しでも楽しく過ごせるように、こども達の年齢を考えた関わりや取り組みを行いながら、看護をしています。 また、廊下や処置室にはこども達がリラックスできるように、季節感のある飾りや楽しい工夫がたくさんあります。

私たちは、患者さまやご家族のかたが安心して入院生活が送れるように、一日も早い退院ができるよう看護を行っています。 小児を専門とする看護師を含め、ユーモアいっぱいの楽しく明るい看護師が待っています。


■小児科病棟入り口

■プレイルーム内


■小児科看護師

 

(2)NICU(新生児集中強化治療施設)、未熟児治療室、当院で出産された早産児、低出生体重児などの治療が必要と考えられる新生児に必要な治療を実施しています。また高知県の周産期母子医療の一病院として、他院で生まれた赤ちゃんの受け入れも実施しています。

■NICU・未熟児治療室入り口(4階南病棟内)


■未熟児治療室


■NICU

■新生児室

(3)重症心身障害者病棟(3病棟)
重度の知的障害並びに肢体不自由が重複している方々を対象として独立行政法人国立病院機構の重症児(者)施設73施設の一つとして、病院に併設された3病棟(120床)で稼働されています。

■1F北病棟入り口

■1F北病棟看護師

■1F中病棟入り口

■1F中病棟看護師

■1F南病棟入り口

■1F南病棟看護師

重症心身障害者病棟のサービスと一緒に、短期入所(ショートステイ)サービスも実施しています。ご希望の際には、まずは在住の市町村役場にサービス利用申し込みをしていただいた後に、当科医師の診察を終え短期入所の利用契約を事前に結んでいただくことが必要です。

■療育訓練室(プレイルーム)


■3病棟外観(右より南・中・北)


■療育指導室

■理学療法


卒後臨床研修医募集の案内

当科では医師の臨床研修制度発足後、卒後臨床研修医を年間約10名程度受け入れを行っております。約二ヶ月前後の期間に外来入院実習をふまえ、川崎病などの急性疾患に対する診断治療、アトピー性皮膚炎を代表とする慢性疾患に対する診断治療、また、早産及び未熟児治療を通じての新生児治療を経験することが可能です。

また小児科でしか学べない処置(採血・点滴・ルンバール、他)も多数経験することが可能です。 若い先生方の熱い参加を期待しております!

■実習中の研修医の先生方
・大塚憲司医師 (左) 徳島大学卒
・工藤朋子医師 (右) 高知大学卒

■実習風景

■小児科研修を通じて(感想)

◆小児は採血のひとつをとってみても処置には人の手がかかり、また小児特有の疾患や病態があって、成人医療とは異なる部分も多く新鮮な気持ちで研修しております。 当院では市中病院として大学では学ぶ機会の少ないComon diseaseをしっかり診ることができます。先生方も経験豊富で優しい先生ばかりなので、気軽に質問することができ、日常診療のなかのふとした疑問も整理してゆくことができます。

日々の状況によって忙しさは異なりますが、知識を得るために医学書を読み勉強する時間もあり、研修していく上で良い点だと思います。また、手技も外来・病棟での処置を通じて身につけていくことができます。

医学書で得た知識を臨床で実践するという流れができており、本物の知識として活かしていけるわけです。当院での研修はある程度自由があり、研修する人にとって有意義なものとなっておりますので、是非!!


◆小児は言語の獲得が十分でないため、小児の医療の基本は、何よりも症状の把握にあると実感しました。元気があるか、夜は眠れるか、食事はとれているかなどが検査結果よりとても重要であることも実感しました。

大学では学ぶ機会の少ないComon diseaseはもちろん、乳児健診や発達外来、アレルギー外来や予防接種なども勉強でき、さらには重症心身障害者の医療、未熟児や早産児などの新生児治療などもあるため内容が豊富で幅広い研修を行うことができました。また、輪番日の当直では救急疾患も経験できるためとても充実した研修でした。 当科の先生方はとても経験豊富でやさしい先生ばかりで、医学に関わらず様々なことを教えていただきました。小児科志望の方もそうでない方も絶対満足できると思います。小児科の研修を悩んでいる方はぜひおススメします。

・平成19年川崎医科大学卒業 沖野倫子先生
・平成20年久留米大学医学部卒業 高田昌史先生

◆私はgeneralistに興味があります。これまで市中病院の総合内科を見学して成人のgeneralistについて勉強させて戴きました。今回は小児のについて勉強するために、また市中病院の小児医療の雰囲気を掴むためにNHO高知病院の小児科コースの実習を選択しました。

NHO高知病院の小児科では、市中病院ならではの気管支喘息、ウィルス性疾患などのcommon diseaseの症例が豊富でした。一方、市中病院とは言え、国立病院機構の病院であるため新生児医療や障害児医療などの専門性の高い医療も非常に充実していました。実習では研修医の先生方や指導医の先生がマンツーマンで外来やベッドサイドでの小児の問診、身体所見の取り方を大変熱心にご指導してくださいました。机上の勉強では学ぶことのできない有意義な経験をさせて戴きました。

小児は決して成人のミニチュア版ではなく、小児科特有の知識や手技が必要で小児医療の難しさを実感しました。しかし親御さんと共にお子さんの目覚しい成長を見守ってゆくことができる小児科の醍醐味を味わうことができました。身体・精神ともに発達過程にある小児の医療は想像以上に奥深く全人的な医療が要求されると考えられます。将来の進路先は未定ですが小児科の知識は必要だと思いますのでこの一週間の実習での経験を活かし、日々精進してゆきたいと思います。

■お問い合わせ

本小児科のホームページでご不明な点がありましたら、
ご遠慮なく小児科外来までお問い合わせ下さい。
※お問い合わせの際は緊急時以外なるべく15時以降にお願い致します。



連絡先:〒780-8077
高知市朝倉西町1-2-25 国立病院機構高知病院
TEL:088-844-3111 FAX:088-843-6384